福島第一原発の破損した格納容器を、水棺する工法として、溶接材として、鉄・炭素等を溶剤とまぜ、塗料の様にした液体を、エアブラシ等で吹き付け、破損部位に塗布、または、ペースト状に鉄・炭素等をしたものを、弾丸・カラーボールの様なものに入れ、エアガン等で打ち込み、破損部位に塗布した後、工業用レーザーで、溶接し定着させる事を、提案したい。
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『格納容器を水棺するための工法』
この工法によれば、格納容器に直接、工具等を取り付ける事無く、遠隔より、少なくとも、見えるならば、施工できるという大きなメリットがある。
また、在り物の技術を、組み合わせて利用するだけなので、開発の期間を短縮できる。大雑把に言えば、工作物が遠隔に出来上がる 3D プリンターの溶接版である。蜂の巣や、蟻塚を例えれば、どんな大穴でも、いずれ蓋をする事ができる。
金属で溶接するから、セメントやケミカル素材を、格納容器の内外に固着させる事が無いので、デブリの取り出しや、切除後の格納容器から出る金属片の処理に困る事が無い。
建屋内に、エアブラシ、エアガン、工業用レーザー等の機材が入り、ある程度、好きな様に設置できなければならない。機材を担ぐロボットが必要となる。
弾丸・カラーボール方式の場合、その外郭を、どの様な素材で作成するのか? 例えば、鉛、すず、銀といった、比較的低温で溶解するロウ付け素材がある。この様な物は、邪魔になったら、レーザーで溶かしてしまい、除去する事ができるだろう。プラスチックは、後々、レーザーの邪魔になると思われる。
1号機は、メルトスルーしていると言われているので、格納容器の底面をどうするのか、考えなくてはならない。格納容器の底が、コンクリート床に着いているのであれば、一部剥き出しかもしれないデブリも含めて、格納容器とコンクリート床の隙間に、鉛を打ち込み、レーザーで溶かし、コンクリート床とも馴染ませ(?)、メタルガスケットの様にしてから、その外周を鉄溶接で盛り、補強するという事が、考えられる。
この工法によれば、恐らく見える所が破損していると考えられる2号機、3号機の格納容器は、修復が可能となるだろう。1号機も前記の通り、工夫次第か。
調査によれば、ザックリ測っただけでも、650シーベルトもの線量があり、デブリからは、数万シーベルトとも言われる線量が出ている中で、ドライでの作業は、現実的で無いと考えている。よって、(誰もが思っているであろうが)できるならば、水棺が良い。水棺後は、日本を始めとして、多くの企業が、見る・切る・削る・どうにかする高い技術を持ち合わせている様なので、スリーマイル同様、コツコツと作業をして行けば良いと考えている。